好きなもの

好きなものを綴っていこうと思います。

すでに前出で「動物」というのがありますが、猫は別枠です(笑)

 

自分は子供の頃から、犬派だと思ってました。

大の生き好きでしたが、賃貸住宅でペットを飼えなかったので、鳥を飼ってました。

野良犬を見つけると必ず撫でて、近所の犬を散歩させてもらったり、いつか一戸建ての家に住んで犬を飼いたい、と夢見る少女でした。

 

大人になって、35年ローンで家は購入しました。周りの人も犬を飼うのかと思ったようです。でも自分は朝が苦手で面倒くさがり…毎朝、散歩させるなんて無理。

仕事も朝から夜遅くまでだったので、動物を飼うのはあきらめてました。

 

ところが、子供の頃からの、野良犬や野良猫を見つけると構わずはいられない性格は治りようもなく、近年では野良犬はもう見かけなくなりましたから、もっぱら対象は猫でした。

 

ふとした縁で、8年前から猫たちと暮らすようになりました。

猫と暮らすようになる前も2年ほど、外猫としてゴハンをあげていましたが、もう猫の魅力にとりこになっていました。

 

猫というと、気分屋で自分勝手…なんてイメージありますよね。

そんな子もいるみたいですが、でもウチの子達は違うんです(すでに親バカ 笑)

ちゃんと人の話していることが分かるようで、呼べば小走りに来ます。

「にゃぁああー!」と言いながら、まっすぐに私の目を見て小走りで来るその姿の、可愛らしくて愛おしいことといったら…!

 

でも、呼んでるのが分かっていても、来ない時もあります。

それは「勝手」や「気分屋」なのとは違って、人間の子供と一緒です。

親が呼んでても、もっと遊びたかったりしたら行かない。

ね?同じでしょ??

 

自分の意思を抑えて、例え体が具合悪くてもご主人の命令を聞く、そんな犬は健気ですが私は可哀想に思えてしまって。。。

 

ウチの子達は人間の言葉もたくさん理解してます。

よく「ゴハン」という言葉を分かってる子は多いみたいですが、前出の呼べば来るということで、自分の名前はもちろん「おいで」という言葉、「行くよ」。

「行くよ」の時はどっちに行くのか、私の顔を見上げるので、「あっち」や「こっち」と、指さした方に行きます。

雪の分かれ道で仲間とはぐれ、人間にどっちに行ったか指さして教えてもらう猫の動画が評判になったことがありましたが、何がそんなに驚きなの?という感じでした。

うちでは普通のことでしたからー。

 

あと話しかけると、全部返事を返してしてくれる子もいます。

どこまで理解してるのかは不明ですが、「病院行く?」とか、嫌なことを言うと返事しなかったり、嫌な返事をするので、けっこう理解してるんじゃないかなぁ、と。

 ウチの子達は割と素直で単純な子達だったせいもあるのでしょうが、猫は世間が思っているほど、自分勝手や馬鹿ではないですね。

 

テレビを見て感動して号泣してたりすると、みんなで心配そうに見つめてきます。

いつもは甘えに来るのに、難しい顔してスマホで調べものをしてる時は、遠慮してずっと待ってました。

 

それに猫の体の曲線の美しいことといったら…!

美しい猫の姿にホレボレとすることも多く、そんな時は神様がこの世に猫を存在させたことに感謝します。

ちなみにうちの猫はみな、血統書付きなどではありません。

はじめて動物病院に行った時に種類について書く項目があり「雑種」と書いたのですが、動物看護士のお姉さんが「日本猫」と書いてくださって、感動しました。

 「雑種」なんてひどい言葉はありませんよね。

人間がひとりひとり違うように、猫も1猫1猫違います。

みんなそれぞれ可愛い、そして他の動物もそれぞれ可愛い。

けど、猫は別格です!!(笑)

 

(今回は親バカ全開です。すみません)